チャリティTシャツサンプルプリント

先日お話した、チャリティーTシャツのサンプルプリントが、各ボディサイズであがってきました。
今回のこのTシャツのボディは、久米繊維工業さんのものなのですが、とても滑らかでスムースな生地でした。プリントも、私の描画はどうも、細かすぎる傾向にあるのですが、つぶれもなく、キレイにしあがっています。私が出したデータデザインそのまま横流し、ということはなく、プロのご見解で位置や大きさもご指導くださった甲斐があって、コストダウンの目的(=極力義援金に回せるように)から、どんなボディサイズに対しても使える大きさの版ひとつ、で遣いまわしていますが、それでも違和感のない仕上がりになっています。よかった。甲斐さん、ありがとうございます。

描画内容に関するデザインへの思いは、先日の資料内で述べてありますが、Tシャツのボディに白地、を選んだことにも考察があります。、男性女性どちらにものワンデザインとして無難であることと、もうひとつ、きっと多いであろう想定層にフラダンサーさんたちがあって、その色とりどりのパウスカートに対して柔軟にマッチするように、という考察、そして、またコツコツと再建を積み上げていこう、という気持ち、そんなものを考えて選びました。

最近、たまに思うことは、「デザイン」っていうのは、方法論ではなく、「想いの深度」であるのかも、ということです。
私は、ばんばんとデザインを産んでいくのは多少ニガテで、デザインする相手や物事のことをあれこれと考えたり思ったりして、そこからデザインを掘り出していく、ような感じが好きです。数はあまりこなせないのですが、コツコツとした作業が好きです。

興味を持ってくださった方、なにか自分らしくあるいは身近な方法で被災地を支援したいとお考えの方、よかったらぜひ、WEBサイト「http://aloha311.com/」をご覧になってみてください。このWEBチームにも、参加しています。WEBのお話も、また、今度。