ペレの好物、オヘロの実

今日、ふと考えたこと。
火山地帯、溶岩にも根付く「オヘロ('Ohelo)」の実は、火山の女神ペレの大好物なのだそう。
だから、この実を摘む時は最初の一粒をペレに捧げないと山が噴火する、という言い伝えがあります。
この言い伝えと、日本の「柿などの木の実は最後の一粒を(鳥などのために)残して収穫すること」という慣わしの根源はおなじなのではないかな、と。
何事も、私利私欲のみで傲慢に行動せず、長い自然の輪廻を大切にし、心配りをして生きましょう、というような。

「アロハの心」と「仏の心」は基本一緒だ、というのがわたくしの自論です。