映画AVATAR(アバター)

3Dで話題の映画「AVATARアバター)」を見てきました。
行く前にずっと気になっていたのは、たまに「3Dに酔った」という感想を見かけることでした。
確かに最初の2〜30分は注意が必要かもしれません。その位迫力のある視覚効果ではありました。しかし、「視る」というのは脳の処理であり、脳の順応力はすごいもので、どんどん慣れていきます。わたくしは最初の2〜30分、こまめに3Dメガネをかけたり外したりして見ているうちに違和感がなくなりました。

3Dを生かした上にジャングルの勢いのある自然を描いているので、そのビジュアルは鮮烈でダイナミック。
メッセージ性としては、宮崎映画やディズニーと通じるものがあると思いました。命とは、それそのものが美しいのであり、真摯に「生きる」ときに最も輝くのだ、というようなこと。
先に述べたダイナミックな視覚効果と共に伝えられるこのメッセージが、より増幅して感情にダイレクトに訴えてきます。大切なことを大切に思う気持ちを喚起させてくれる、良い映画だと思いました。

前知識をなにも仕入れずにポンと見に行ったのですが、私がもしかしたら一番好きな女優、ミシェル・ロドリゲスが相変わらず銃の似合う配役で出ていて狂喜!カッコよかったです。