風物詩・年賀状

徹夜で準備した年賀状を今日、無事出し終えました。
推奨されている期日よりは一日過ぎてしまったけれど、おそらく元旦に届くでしょう。よかったよかった。

年賀状は、何の制約もなく、自分の描きたいように、表現したいように作れる数少ない制作物のひとつ、なので、ぜひともおもうままにのびのびと作ってみたいものなのですが、これがなかなか、仕事を優先させる日々では、自分個人の制作物にかける時間など捻出できません。

ことしも、構想だけは立派で、来年からやってみようとおもっている版画にしようか、とか、アレを描きたい、とか・・・いろいろあったのですが、版画は、木版を、あらかた彫り終えたところでよく考えたらこれを宛名印刷して枚数刷って、乾かして、メッセージ書いて・・・する暇は、ない。と気づき(遅い)結局、ほぼ同じ図案でいつものCGにしてしまったのでした。とほほ。

それでも、一枚一枚、宛先を確認しては、その人との今年一年、をばばーっと振り返って、書くひとこと、この時間はなんともいえない豊かなものがあり、良い時間だなぁと思いました。

いったい自分の年賀状に時間をかけることが出来る日はくるのでしょうか・・・。

版画は、よい感触でした。パラっとやってみて、よりいっそう、やってみたくなりました。