起きていることはすべて正しい(勝間和代)

前回に続いて読んだ本のメモ。

私は付箋を傍らに本を読むことがよくあります。デザイン本などでもそうですが、「おぉっ!」と思ったところなどにごく小さい付箋をどんどん貼っていきます。
今回のエントリーも、共感だったり耳痛く感じたところだったり自分への教訓にしたいところだったりといった、付箋をつけたところをメモ的に。

この本は、特に「読みたい!」という動機を持って入ったというわけではなく、「話題の勝間本を読んでみたい」という極めて単純な大枠から、たまたま目に付いたものを手にしてみたという感じです。でも後から思うに、潜在的に本のタイトルに共感を持ったというのが購入の動機だったのかもしれません。このタイトル(言葉)の本意を著者はこのように述べています。

「起きていることはすべて、自分に対するメッセージ、あるいは何らかのチャンスとして受け止めよう。そして、そのメッセージを分析し、そこに対して自分の持っているパーソナル資産を正しく割り当て、使いきり、最大の成果になるように行動を続けよう」

最近、「ピンチは本当にチャンスだなぁ」と感じることの多い私にとって、この一節は力強く共感しました。


他に付箋を貼ったところをメモ。

(うまくいかなくなったなど)悪いことがあるときは、メンタル筋力を鍛えるものすごくいいチャンス

先に挙げた本のタイトルと同じ事を言っていますね。やっぱり付箋が貼ってありました。よほど感じ入っているのかな(笑)

自分がしたくないことはしない

これは以前読んだ「内藤忍の「好き」を極める仕事術 (講談社BIZ)」という本に「面白くないことはしない」というような記述があり、そこに感じ入ったのと同じソースですね。

「うざい」「きもい」「疲れた」「やる気がない」「あいつ嫌い」「どうしようもない」「あいつバカ」などのネガティブな言葉を日常的に使わないこと

疲れた、などはついつい口に出しがちですね。戒めようっと。

仏教の三毒追放ー嫉む、怒る、愚痴るをやめてみる

これも同じく。

「本当にそれは私でなきゃダメなの?」と常に自問自答する

これは特に、自分そのものを求められたいという欲求があるので、その意味からもよく考えますね。

ラテラル思考〜いま決断しようとしていることに対して問題を俯瞰し正面突破だけを考えるな

ニガテな分野で、いたく沁みました・・・。

いわゆる「オーラ」の正体は「自己尊重感」「自己肯定感」

今、私が大事にしなくちゃ、しっかりたてなおさなくちゃ!と改めて思っているものです。

アサーティブな振る舞いを心がける〜消極的になり、いい人になろうとしすぎると、理不尽な要求に対しても断れず、相手の言うことを聞きすぎて、自分が望まないことであっても引き受けてしまい、結果として相手に対しての不満も溜まりますし、自分の被害者意識も高まり、健全でない人間関係が形成されてしまいます。

引用長いですが、心に響いたワン・センテンスでした。

気持ちのよい自己表現〜相手をたたきのめさず、たたきのめされずに、中長期的な関係を築き、自分の言いたいことを言いながらも、また握手できる関係

ワンクッションおいた間柄では基本、ですね。

結構たくさんピックアップしてしまいました・・・本を読んで、色々冷静に振り返ることは大事だな、と思いました。

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先週打ち合わせに行った会社さんへのプレゼンのために、頭の中が「Aloha」でいっぱい!いろんな「Aloha」を集めてみたら楽しいかも。

内藤忍の「好き」を極める仕事術 (講談社BIZ)

内藤忍の「好き」を極める仕事術 (講談社BIZ)