ハワイ日記2・Uncle Billy's Hilo Bay Hotel


ワイ島Hiloでは、アンクル・ビリーズ・ヒロ・ベイホテルに宿泊しました。
因みに、TAXIやバスの運転手さんに、「ヒロ・ベイホテル」といっても、どうもピンと来ないようです。
「Uncle Billy's, Banyan drive(drive=通り).」と言えばすんなり通じるようです。
ここは、とても、良いホテルでした。
低層で、エレベーターはありません(1階の部屋でも途中ちょっとした階段がありますが車椅子の宿泊客も見かけました。お気に入りなのかもしれません)。こじんまりとしています。


ちょっとしたコンビニが併設されています。22時頃までOPENしていたと思います。


そこでBEERを買いました。
・・・がしかし、栓抜きを持ってきていませんでした。
男の子がやるように、何かの角で「ポン!」と開けるのもできるのですが、
それにふさわしい素材と形状が、部屋には無いように思いました。
そこで、飲みたい都度フロントにビンをぶら下げて出かけてゆき、相談すると、フロントデスクの引き出しからオープナーを出して貸してくれました(※何ごともそうですがこういったお願いの場合はできるだけ暇そうな時を見計らった方が良いかとは思います)。スタッフによっては、あえてフロントデスクの角で「ポン!」とやってカッコつけてくれます(笑)「オレにご馳走してくれるんだろ?」などといった冗談も交わしてくれます。そんな、アットホームなホテルです。
頼みづらい、という場合は、先のコンビニで栓抜きを兼ねたマグネットもおみやげで売っています。$5くらい。


部屋は、外、と中、の区別の感覚の薄い、とても開放的な気持ちの良いところでした。
ピッタリと閉まるサッシだけではなく、ルーバー式の窓もあり、中の音も外の音も漏れ聞こえやすいと思います。
メリーモナークの中継の最中はテレビの音がどこかの部屋から外に聞こえ、
鳥の声やカエルの声も部屋の中にまで良く響き渡ります。朝は鳥の声(たくさんのムクドリが樹を寝ぐらにしているようで、夕方などは大変、かしましいです)で目覚め、夜はカエルの啼き声や雨の音で眠りに付く、というのも可能そうです。

ヒロの夜に、まるで鳥の声のように「ポッピッ」と鳴いているのは「コキカエル(Coqui Frog)」と言うらしいです。湿度の高いヒロの夜にふさわしい、風情のあるサウンドだと私は感じましたが、どうやら外部から持ち込まれて繁殖してしまった厄介な外来種、という位置のようです。オアフでは、このコキカエルがオアフにも繁殖してしまったら厄介だ、と恐れられてすら居るそうです。
生態系を人間のエゴでいじってしまうことは明らかによくありません。島には島の、あり方があります。
ですが、残念ながらそれとは別に発動している素直な感情として、あの声は、かわいらしかったです。


ちいさなキッチンと、コーヒーサーバーや一通りの調理器具も揃っていますので、自分で何かを拵える事もできます。その脇にある簡易なテーブルは、私がビールを飲みながら作業する場所となっていました。


このホテルでのインターネットは、基本ロビーでのみ可能です。
もちろん、ロビー隣の食堂でも可能でしたので、私は食堂のカウンターに席をとり、朝食のコーヒーを飲みながらのんびりネットしたりもしました。カウンターならテーブルを団体のお客様に優先に使ってもらうこともできるかな、と思い。
自分で、クレジットカードで現地のプロバイダのプランを滞在期間や利用方法にあわせて購入して使います。
無料ではありません。また、クレジットカードが必要です。


ロビーにはいつも、こんな風に新鮮な花が置かれていて、
「Please help yourself」(=ご自由にどうぞ)と書かれています。髪に飾って楽しむ人を多く見かけました。
スタッフか、お客様か・・・に、私も勧められましたが、慣れない私はどうにも恥ずかしく・・キャラじゃないかな、なんて(笑)


食堂の窓からは、小さな島が見えます。多分、Coconut Island、かな。
朝早くお散歩に行くと、運が良ければホヌ(=海がめ)に出会えるそうです。見たかった・・・けど、メリーモナークのスケジュールでは、とても朝早起きできる体力が残りません(笑)


次回Hiloに行くことがあれば是非また泊まりたい、と思わせるホテルでした。


■Uncle Billy's Hilo Bay Hotel
住所:87 Banyan Drive, Hilo, Hawaii 96720
電話:1-808-961-5818 FAX:1-808-935-7903
websitehttp://www.unclebilly.com/


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