ハワイ日記4・人


今回の旅行では、比較的色々な人と良く、会話を交わしたように思います。
ヒトが好きな私にとっては、なによりの楽しみの一つです。
この写真は、ヒロのホテルで生け花をしてくれていた日系人のレディ。「もうすぐベイジュのお祝いをしてもらうのよ」と話していました。
日本語も大変ご堪能だった彼女は、日本語と英語をクルクルとmixしながら、わたくしとたくさん、お話をしてくださいました。日本のサクラのこと、自分の子供たちのこと・・・朝食を終え、部屋で飲もうとコーヒーをたっぷりいれたカップを手に持ちながら食堂の外で立ち話をしていたのですが、話し終えた時にはコーヒーがなくなっていましたから。
自己紹介をしてくださったお名前は「フジエ」さん、とおっしゃっていたように聞こえました。「レイも良く似合っててとてもすてき、写真撮らせてください」と言った時、ほんの少し浮かべた恥らった表情が、なんともかわいらしいレディでした。


彼女は、ホノカアの町で有名な「Honoka`a Trading Antiques(ホノカア・トレーディング・アンティーク)」の、これまたある意味有名なオーナー、グレースさん。この方にもずいぶんとたくさんお話を聞かせてもらいました。お話好きでも有名なようです(笑)
そもそも、わたくしが今回、Big Islandにてどうしてもホノカアに行きたかったのは、映画「ホノカア・ボーイ」の影響なのですが、そのことを言ったら嬉しそうに、ご自身も出演していたこと、その時にはこのドレスを着ていたのよ、と見せてくれたことをはじめ、本当にたくさんのことをお話してくれました。
「Beeさんはここの二階に住んでいたのよ、で、通りはさんで向かいの、あの家が私の友人でもあるレオの家よ、糸電話していたでしょう、あれはちょっとした演出だけれども。」・・・そんなふうに、お店の外に出て、ひとつひとつ丁寧に教えてくれました。
映画の舞台、その背景、そんなお話を現地に足を運んでたっぷりと聞ける、なんと幸せなことでしょう。なにごとも生はいいなぁ、人はいいなぁ、と改めて感じました。

このお店には、レトロ/アンティーク好きの私には涎が垂れそうなものが所狭しとぎっしりありました。家具から楽器まで。「なんでも、かんでも、あるわね。無いものは無いわ。」と言ったら「そぉうよぉぅ〜!なぁんでもかんでも!」と自慢げに言っていました。とってもステキだったフラガールのついた電気スタンドは非売品でした(まぁ、熱意と交渉次第、ということなのでしょうけれど)。ぅぅ・・・。


同じくホノカアの町の食堂でみかけた若いママとの親子。子供は、どこの国でも無条件にかわいらしい。


ヒロの町で。漢字一文字のタトゥーは本当に良くみかけますね。・・・殊・・・殊に、何なのでしょう(笑)


ヒロの「Farmer's Market」内、ハイビスカスドリンクの販売をしていたお二人。
最初、ベリー類のジュースかな、と思い、喉も渇いていたので尋ねたら、「ハイビスカスのドリンクなんだ」とのこと。「甘い?」と尋ねたら「うぅ〜ん、ちょっと酸味があって・・・甘くは無いんだ」と。いずれにしても甘すぎるものは少々ニガテな私ですので、いただくことにしました。価格は・・・失念。安い、と思った記憶が。$2もしなかったような。味を試してから買いたい場合は試飲をさせてくれます。気軽に「Let me try.」と申し出てみましょう。


「これは、腎臓にいいんだ」とのこと。「ハイビスカスはビタミンCも含んでいるから、肌にも良さそうね」と言ったら嬉しそうに「あぁ、いいよ」と答えてくれました。

写真右の彼は、写真を撮らせてもらった後、追いかけてきてメールアドレスをくれました。「写真、できたらくれないかい?」と。
その後何度かメールをやり取りしましたが、アジア文化を大学で学んでいるらしい彼、どうやらアジアン女性のお嫁さんがほしそう(笑)
気になる人はファーマーズマーケットで声をかけてみては(笑)・・・Blog掲載の了承はとっているので「ROCOさんのBlogを読んで」とネタにしてくださってもOK。この彼が覚えていればよいのですが(笑)
ハイビスカスドリンクの販売は、左側の彼のビジネスで、右の彼はHelpなのだそうです。

因みに、このファーマーズ・マーケットのかわいいロゴのTシャツは、マーケット脇の小さな小さなオフィスで販売しています。
どうしてもお手洗いに行きたくなった時も、このオフィスにお願いすると、お手洗いの鍵を貸してくれます(「お手洗い」は「Toilet」よりも「Bathroom」の方がどこでもすんなり通じるように思います)。わたくしも(ハイビスカスドリンクを飲む前に・笑)利用させてもらいましたので、Tシャツも欲しかったし、購入しました。このロゴ、だいすきです。


オアフのTHE BUSの中でも良く話した方が居ました。
4番バスで終点の手前から乗り、折り返してもっと戻ったところが目的地だったこの女性も日系人。「反対側のバス停は、老人にはちょっと利用しにくい場所なのよ」と笑って話していました。
いくら乗っても一律料金($2.25)、また終点まで行って降りずにいても咎められることのない、THE BUSならではの利用法ですね。

写真を撮った方々以外にも、エレベーターの中で、ロビーで、ウェイトレスさんと、などなど、たくさんお話をしました。なによりの自分へのおみやげです。

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■Honoka'a Trading Antiques
住所:45-392 Mamane St., Honokaa(→Google Map)
電話:808-775-0808
営業:10:00-17:00

■Hilo Farmers Market
住所:Kamehameha Avenue & Mamo St Hilo, HI 96720(→Google Map)
電話:808-933-1000
websitehttp://www.hilofarmersmarket.com/