屋久島を旅行するときは・・

屋久島考察。

今回「もののけ姫の舞台を見たい」と、思いつきで決めてしまった屋久島でしたが、実は登山の島なのだ、ということをまったく知りませんでした。甘く見ていた、屋久島・・。
まず言えることは、不安定な「イージートーン」など履いて行くような場所ではない、ということ(笑)道行く人たちはほとんど、トレッキングシューズのようなしっかりした靴を履いていました。外国からの登山客が多いのも特徴です(が、今回の震災で、ほとんどキャンセルだそう・・)。
もののけ姫の森の一番小さなコースでも、途中には道なき道、があります。川沿いの岩の、赤いリボンが頼り、というようなルートです。
くれぐれも、そんな場所に対応した格好で行きましょう。


道なき道。岩に打ってある赤いリボンのあるところが、道。


ヤクシカやヤクサルがいたるところに居ます。決してエサを与えないように。そんな旅人へのルールが比較的守られているのでしょう、車や人を見て寄ってくる、などということは、ありませんでした。ホッとうれしい気持ち。これまでの旅人さんたち、ありがとう。
道もカーブを曲がると突然横切っていたり佇んでいたりするので、ジェントリーに運転しましょう。


食事をするようなところも、島の中でとても限られています。お店もとても少ないです。いつもは、島に行くと、居酒屋さんを紹介してもらい、そこで島の焼酎を飲みながら夕食、がわたくしの定番スタイルですが、そういうこともかなわないような場所がほとんどかもしれません。
昼食も、スーパーなどでお弁当を購入して山などに入ったほうがいいかも。
わたくしは、本当にたまたま、昼食処を探していて偶然入った「お食事処 潮騒」(→食べログ)がなかなか評判の良いお店だったようでラッキーでした。ただ、屋久島名物の首折れサバがこの日はなかったのは残念。
屋久島では、食べることは、計画的に。


島内、ドコモの携帯でも電波の届かない区域がたくさんあります。繋がるところにくると一気に、たまっていたメールを送受信する、といった感じです。


わたくしはレンタカーで軽自動車を借りました。これで、島内一周しましたが、車で入れるところはどこも問題なく進めました。そればかりではなく、山道の終盤などは、特に、車一台分の幅くらいしかないような道も多く、すれ違いもラクラクでした。山道では積極的にライトを点灯しましょう。また、道のそこここに野生の動物が居るため、前の車も道の真ん中で写真を撮るために停まっていることもあります。気持ちは分かる・・・わたしもやりました(笑)それもあって、ことさらジェントリーに、のんびり運転しましょうね。


気づいたところはそのくらいかなぁ。屋久島に行こうとお考えの方でBlogをご覧くださった方の、何か役に立てばよいのですが!

何もない、本当に「観光地」ではないよさ、を堪能しに行く場所だなぁ、と思いました。切り立つ自然のありがたみを深く感じる場所です。