LOVE HAWAII COLLECTION 於 横浜大桟橋


レイランドグロウさん主催のハワイアンなイベント「LOVE HAWAII COLLECTION(ラブハワイコレクション)」が2011/4/23(土)〜4/24(日)に横浜大桟橋で開かれました。わたくしは311 Aloha Charity Projectの第一弾チャリティTシャツをデザインしたということで、プロジェクトの母体である「ワイハ情報局」のブースに両日、参加させていただきました。
いつもでしたらこういったイベントに参加したときはそのイベントのレポ的なBlogを投稿するのですが、今回はもっと、個人的なことを書いてみようと思います。

わたくしはこれまで、あまりこういう形で表に出ることは(し)なかったので、いろいろなことがとても勉強になったり、楽しくあったりしました。今回、これまでになかった震災があったわけですが、それをきっかけに普段ネット上で文字を主体としたつながり、だけ、だった方々とも思いを揃えて動くことになり、その延長線上にこのようなイベント参加や、文字だけではなく実際に顔を見て励ましあったり共感しあったりという機会を得ることになったことは、惨事のなかでもかすかに、教訓や確信、再確認や喜びという良い面のあったすごい部分だと思いました。
Tシャツの販売をしていても、特に事前に本Tシャツのことを知っていたわけでもなく飛び込み的にご購入くださった方々には、一様に、「あっ、これでなにか被災地への手助けになるのであれば」という思いが感じ取れました。皆、何かしたい、でも不透明や苦しいばかりのことに加担し続けるのも難しい、という思いを抱えているのだろうなぁと思いました。
(※ご来場者の中には「ここで買えるんだったらネットで買うのではなかったわ!」という方もおられ、送料や振込み手数料のご負担を強いるのですから、ごもっともだと思いました。本来、ブース出展も予定にはなく、さらにブースで販売できるTシャツの確保もできないはず、だったのが、急遽、やはり今回の催事の趣旨を大きくチャリティーの方向で打ち出したレイランドグロウさんのご厚意により実現したため、であり、ご理解いただけると幸いです。)

個人的には、とてもたくさんの方々と実際にお会いすることができて、わたくしの中が、溢れんばかりの嬉しさで一杯になってしまい、ついつい必要以上にぎゅうぎゅうと握手やハグしてしまったり、になりました。わたくしはやっぱり、なんというのでしょう、抜き差しならない、生、の対面がとても好きです。そこに流れるものはとても、純粋に近いものがより多いように思えるので。
二日間、たくさんの人が会いに来てくれること、足と心をとめてくれて忘れずにいてくれること、そのことでどんな疲れもフッ飛びました・・・と、ここまで考えて、そうか、これって被災地の方々もきっと同じなんじゃないかなと、思いました。足を運ぶこと、心を留めて忘れずにいること。きっと、それで、苛酷な環境下におられる被災地の皆さんの心も、強くなるのではないでしょうか。

イベントは、初日は大雨に見舞われて出足がいまひとつ、でしたが、二日目は好天に恵まれ、大桟橋会場の良さが最大に生きたものになりました。大好きなTAKAさんのライブもたくさん楽しめたし楽しいイベントでした。


※カメラ目線下さっているのはテツさん。隣、Kolohe(コロヘ)木下さん、TAKAさん。