Full moon in Hawai'i


※あなたはどこにいるの、満月よ/さぁヴェールをとって、その美しさを見せて(lyric from Mahina 'O Hoku 今回のハワイ旅行の発端は、「ハワイで満月を見たい」から始まった。ゆったりした気持ちでハワイと向き合いたい、そう思って。本当は、once in a blue moonの8月末に行きたいなと思ったけれど、それはちょっと、叶わなかった。


コナからの帰り道、日も暮れて、ヘッドライトを点けながらハマクアコーストをびゅんびゅんと飛ばしているとき、昇ってきた月に出会えた。ほどよく雲をまとって。美人な月だ。


部屋からは月が見えなかったのでカメラを持って再びぶらぶらと外に行く。ヒロベイにステイしていたから、もしかしていいロケーションなんじゃないかと思って、ココナッツアイランド(→Google Map)に行ってみた。だけど、結果として、ここは月を楽しむには明るすぎた。


それでも月を愛でる人やいろんな人がいて、公園は公園で楽しかった。橋のところでは、何かのメッセージを試みる人なども。


冒頭の写真を撮れたのは、なんでもない小径。人気のない、暗いところを探しながら歩いた感じで。

この前日、月を仰いで写真を撮ったりベンチに座って撮ったものを眺めたりしていたら、地元の人が撮れた?などと楽しげに話しかけてきた。「明日か明後日・・・」と言いかけただけで、「フルムーンよ!そりゃぁ見事なのよ、あの辺からこう、ズドーーーン、と出てくるのよ!」と続いた。ハワイ人と月は、ニッポンの都会人よりずっと仲良しに見える。
ハワイに来る前に、日本で二人のハワイ人に「今度ハワイ島に満月を見に行くんだよ」と言ったら、まんざらでもない、といった表情で目を丸くしていたっけ。
わたしは、日本でも、月や星を眺めるのが大好き。月って、なんだか、ロマンティックでしょ?
結局、Hiloに滞在している間、この満月の日以降は雨がちで、月は見られなかったように思う。満月についても、この旅行は大変ラッキーだった。たくさんのラッキーに祝福された、わたしのハワイ旅行。


願い通り、ゆったりとした気持ちで月を堪能。おっと、おじさんがパラソルを片付け始めた、ストアが閉まる、ビールを買って帰ろうか。